入浴介助を実施する際の注意点

query_builder 2025/02/01
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入浴介助は、利用者様の安全と快適さを確保するために重要です。
さまざまな危険が潜んでいるため、ポイントを押さえて慎重に行わなければなりません。
そこで今回は、入浴介助を実施する際の注意点について紹介します。
▼入浴介助を実施する際の注意点とは
■血圧や体調を確認する
入浴前の血圧や体調の確認は、利用者様が安全に入浴できるか判断するために不可欠です。
高血圧や低血圧の方は、入浴による温度変化で血圧が急激に変動するリスクがあります。
これはヒートショックや心臓への負担増加につながる可能性があるため、とくに注意が必要です。
体調が優れなかったり風邪の症状があったりする場合は、入浴を控えるか医師の指示に従いましょう。
■転倒しないようにする
転倒は入浴中に起こりやすい事故の1つです。
浴室の床は滑りやすく、とくに高齢者は転倒するリスクが高まります。
転倒を防ぐには浴室内に滑り止めマットを設置し、手すりを利用するのが効果的です。
介護者は常に利用者様の動きに注意を払い、必要に応じてサポートしましょう。
■脱衣所と浴室の温度を調整する
温度差が大きいとヒートショックの原因になるため、脱衣所と浴室の温度差を可能な限り抑えましょう。
暖房器具を使用したり浴室内に蒸気を充満させたりすることで、温度を均一に保てます。
お湯の温度は38度前後が理想的で、長時間の入浴は避けるほうが安心です。
▼まとめ
入浴介助を実施する際は利用者様の血圧や体調を確認し、転倒しないよう適切なサポートを行いましょう。
また、ヒートショックを防ぐために、脱衣所と浴室の温度差を抑えることも大切です。
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